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今回のテーマは、人の心を動かす「花・観葉植物」です
先日、国際園芸アカデミーの生涯学習講座に参加しました
講座のテーマは「屋内で植物と暮らす」
～ なぜ、人は植物を求めるのか？ ～
部屋に花を置くと、気持ちが落ち着くので、とても好きです
生涯学習講座で、花や観葉植物について学んだお話です
国際園芸アカデミー
会場は、文部科学省から認定を受けた
県立の国際園芸アカデミー「職業実践専門課程」の学校です
学校の教育目標は「花と緑に関する高度な知識と技術を有し、
産業を現場で支える担い手として活躍できる実務者の育成」
小高い丘の中腹に学校があり、自然豊かな場所です
ビニールハウスでは、いろんな花などが栽培され
また、周辺の木々の紅葉が、とてもきれいな景色でした
国際園芸アカデミーのホームページをご覧ください
https://www.horticulture.ac.jp
屋内で植物と暮らす
講座の講師は、国際園芸アカデミーの農学博士・准教授の井上守先生
最初に、「バリオフィリア」についての話
人間や動物は、自然界のものを好むと言う基本概念の
「バリオフィリア」は、自然を表す「バイオ」と
愛好を表す「フィリア」の、造語が「バリオフィリア」
自然を感じられる環境を、建築やインテリアで再現する
「バイオフィリックデザイン」として
米国の「Ａｍａｚｏｎ社」を YouTube で紹介
植物園の中に、会社があるようで、素晴らしい社屋
＜植物園はイメージです＞
さすが、世界を代表する超大企業です
ネットで検索すると、見ることができます
シャニダール洞窟
人と花に関する、エピソードとしての「シャニダール洞窟」
化石と花粉が発見されたことにより、約８万年も前から
「故人を悼む」行為があったとされている
『「シャニダール４号」の周囲の土壌からは、花粉が発見され
お墓の中に、持ち込まれたのではないか。
しかし、それが人によるものか、花粉が動物によって
持ち込まれたのかは議論がある。』
～ シャニダール洞窟遺跡に関する記述 ～
＜洞窟はイメージです＞
植物たちの進化
花たちは、動物や虫たちを誘うように、目立つように進化している
似せてだます“擬態”のテクニックを駆使して
昆虫などをおびき寄せて、花粉を運んでもらう
虫の形をした花、動物の顔のような花、など
世界には珍しい花が、たくさんあります
空気の浄化をする植物
はじめて、観葉植物が空気をキレイにすることを
証明したのは、ＮＡＳＡの「ウォルバートン博士」
室内空気の浄化効果の植物ランキング
アレカヤシやタマシダ、Ｆ・ロベレニー、コチョウラン など
空気をキレイにする効果が高い観葉植物ランキング
【亀さんのひとり言】植物の効用について
１．精神的健康の改善をする効果
２．思考、集中力を高める効果
３．大気汚染物質などを浄化する効果
４．熱環境改善や温暖緩和などの効果
５．園芸療法（花や緑で人を癒す療法）
損なわれた機能回復のために、園芸療法が取り入れられており
植物を育てることによって、身体的・精神的などの回復効果
花の癒やし効果実験
ある中学校で１年間、教室に絶やさず、花と緑を置いたら
生徒たちに、どのような変化があるのか
２０１４年４月２６日付の日本農業新聞には
「学びの場で花と触れ合えば 癒やし効果顕著」
１．教室の雰囲気が明るくなった
２．優しい気持ちになれた
最初は花の世話などで、負担だと否定的であったが
実験後のアンケートでは、花を置くことが負担だったという回答はゼロ
アンケートでは、植物に興味がある生徒との会話が増えた
教室にユリの香りが広がり、爽やかな気持ちで授業ができた
生徒たちと花を通して、コミュニケーションが良くなった
落ち着いた気持ちで１年を過ごせた、など
実験結果は、大変良かったようです
花にはメッセージがある
花を贈る人の気持ちが、贈られる人の気持ちを動かす
花は気持ちを伝える、最高のアイテムだとおもいます
花には贈る人からの、メッセージがあります
今年の娘の誕生日に、花を贈ったことを思い出しました
心のメッセージが、届いただろうか？・・・
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
