今回のテーマは、子どもたちをネット社会の加害者・被害者から
守るための「情報モラル」です
今年度から町内会および地区の青少年育成推進委員を、拝命しており
青少年育成市民会議主催の「青少年育成シンポジウム」に出席
優秀作文と優秀標語作品の表彰と、「子どもたちを守るため」の
講演がありました、表彰式の様子と講演会のお話です
青少年育成シンポジウム
子どもたちが夢と希望を持ち、明るい未来を築いていけるように
支援するための活動を、家庭や地域と共に考える機会です
今回のテーマは
豊かな人間性の形成を願って
~ 育てよう 守ろう 地域ぐるみで青少年 ~
会場は、客席総数千人以上収容できる大ホールで開催
表彰式のあとは、ネット社会の「情報モラル」に焦点を当てた
講演会が企画されました
『わが家の宝物』の表彰式
今回の作文と標語のテーマは、『わが家の宝物』です
作文部門の表彰者は、小学生3名、中学生3名
標語部門の表彰者は、小学生2名、中学生3名でした
主催者から、ひとりずつに賞状が渡されたあと
表彰者代表2名が、作文の発表を行いました
一人目は、小学5年生の「家族みんなで食べる夕食」
『共働きで忙しいお母さんと、毎週金曜日だけは夕食を一緒に
食べており、お母さんの手伝いを、もっとたくさんやって
夕食を一緒に食べる、回数を増やしたい』
二人目は、中学3年生の「引き継いだ宝物 大切ないのち」
『捨て犬を保護して飼っていた、おじいちゃんが亡くなり
おじいちゃんの代わりに、その犬を育てることになって
改めて、命の大切さを感じた』
最後は、表彰者全員の集合写真を撮って、大きな拍手喝采
ネット社会の怖さを知る
講演は、「子どもたちの今を知り、ひとりひとりの未来を守る
~そんなつもりじゃあ...と思う日が来ないために~」
講師は、情報モラル教育研究所代表の上水流(かみずる)信秀氏
「情報モラル教育研究所」のホームページ
講演の内容は、ネット社会での自分を守るスマホ等の使い方を
子どもたちに理解させることです
「そんなつもりじゃ」と、思う日がこないために、気を付けることを
具体的な、事例などを交えての講演でした
家族で話し合うことが、一番大切であること
まず、親や先生たちが、現状をちゃんと理解した上で
子どもたちに、話しかけるようにしましょう
子どもたちが理解し、納得して、行動に移せることが大切です
現状を肯定し、共感するところから始めて
被害の実態や、キケンについて理解させていく必要があります
子どもたちは、人とのつながりを広げながら、成長していく
人とのつながりの中で、トラブルが起こります
トラブルを、ひとりで抱え込まないように注意を払い
話し合える環境が重要です
情報モラル教育
情報モラル教育においては、自分を守る知恵とスキルを
身に付けさせ、自分の情報を守る、自分のどこがキケンに
つながるのか、自分を守る具体的な方策・対策を
一人ひとりが自分の力で考え、実行できるようにすることです
【亀さんのひとり言】「情報モラル教育」(文部科学省)
具体的な、情報モラルとして
1.他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を
尊重し、情報社会での行動に責任をもつこと
2.危険回避など、情報を正しく安全に利用できること
3.コンピュータなどの情報機器の使用による
健康とのかかわりを理解すること
さまざまな問題に対しては、地域や家庭との連携を図りつつ
情報モラルを身につけさせる指導を、適切に行う必要がある
~第5章 情報モラル教育:文部科学省~より引用
SNSの危険
自分が中高生の時に、悪ふざけで投稿した動画や写真が
進学や就職、結婚といった、人生の大切な時に
自分を襲ってくる、事例が増えています
今の自分が、未来の自分を襲う危険
昔の自分が、今の自分を襲う危険
自分の人生を大切に
会社の就職に内定していた学生が、内定している会社の
社外秘の情報をSNSに投稿、バレテ内定取り消し
時々耳にする話です、人事担当者はSNSなどの投稿を
注意深く監視しています
安易な気持ちでの、SNSなどへの投稿は止めましょう
もしかしたら、今のあなたが、未来のあなたをキズつけるかも・・・
機会があれば、ご家庭でも
「情報モラル」について、話し合ってはいかがでしょうか
明るい明日のために・・・
◆ダメだよね SNSなんかで キズつけちゃ
あなたの未来 わたしの将来
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました