亀さん 活き活きノート

健康は①食事②睡眠③運動④趣味⑤その他を大切に!!

安心で安全な、野菜をつくる

今回のテーマは、毎日食べている農作物を作る「農業」です

 

大学の農学部附属農場で、開催された公開講演会に参加

講演会のテーマは「今、有機農業、自然栽培を考える」

 

肥料農薬を使わず、農作物を育てる自然栽培

我々が毎日食べる野菜などが、安心して食べられるお話です

 

 

 

みどりの食料システム戦略

農林水産省は、環境健康に関する戦略として

食料・農林水産業の生産力向上と、持続性の両立を

技術革新で実現する「みどりの食料システム戦略」を策定

 

具体的な取り組みの中に

自然栽培に関する項目があります

 

◆化学農薬の低減に向けて取組

◆化学肥料の低減に向けた取組 など

 

農林水産省ホームページ

「みどりの食料システム戦略」より引用

 

 

 

今、有機農業、自然栽培を考える

農産物の生産における、環境負荷軽減を図る

有機農業自然栽培についての講演会でした

 

講師は、生産現場で自然栽培に取り組んでおられる

農業生産法人みどりの里中野慎吾先生 

 

自然栽培に関する研究を長年なされておられる

名城大学農学部教授礒井俊行先生

 

 



 

「自然栽培~水を操り、温度を考える~」

肥料農薬を使用せずに、農作物を作っておられます

ポイントは、適切な水やりと、適切な温度管理をして

 

その植物が望む、環境に合わせること

イチゴブルーベリーなどの写真が、紹介されました

 

自然栽培で作った農産物は本当に美味しく

また、病害虫も少ないとのことです

 

野菜果物は、スーパーでも大人気

ここまで辿り着く道のりは、大変な苦労があったようです

 

農業生産法人みどりの里

 https://okome.boo-log.com

 

 

 

「無施肥・不耕起・無除草」

肥料を使わずに、土壌の潜在能力を引き出す栽培

また、を耕さないなど、土壌をなるべく攪乱しない栽培

 

除草をせずに、雑草の助けを借りる栽培など

10年以上にわたる、この農場での研究結果文献による

 

知見を交えて解説されました

実験では、肥料の有無での植物の育ち方の違いや

 

を耕さない場合と、耕した場合の違いなど

いろいろな角度から、長年にわたり研究されておられます

 

<畑はイメージです>



 

【亀さんのひとり言】30年後農林水産業の目標

みどりの食料システム戦略(概要)

2050年までに目指す姿

農林水産業CO2ゼロミッション化の実現

化学農薬の使用量を50%低減

 

化学肥料の使用量を30%低減

有機農業の取組面積の割合を25%に拡大

 

◎食品製造業の労働生産性を最低3割向上

エリートツリー等を林業用苗木の9割以上に拡大

 

■エリートツリー

 従来種より成長速度が速く、二酸化炭素の吸収量も多く

 優れた樹木同士を掛け合わせて作った樹木

 ※脱炭素の観点からも注目されている

 

ニホンウナギクロマグロ等の養殖において

 人工種苗比率100%を実現

 

「みどりの食品システム戦略(概要)」より引用、抜粋

 

健康にも環境にも優しい、農産物がスーパーに溢れ

うな丼マグロの刺身が、安価でたくさん食べられる

ようになることを、期待したいとおもいます

 

 

 

安心・安全な野菜に感謝

これからの日本の農業が、自然栽培について

取り組む目標・指針があることは、農産物を安心・安全

 

将来にわたり、食べることができます

我々が野菜などを購入する場合、価格も気になりますが

 

無農薬減農薬の農作物も、に取りたくなります

しかし、無農薬減農薬の野菜などは、価格が少し高く

 

商品の種類も数も、少ないです

これから、化学肥料などを使わない農産物や

 

無農薬・減農薬の農産物が、安価で多くなることに期待

そして、農家の方のご苦労に、感謝したいとおもいます

 

 

今朝は、雪が降って一面、銀世界

今日はホワイト・クリスマス・イブ」

メリークリスマス!!

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

 

 

ANAP(アナップ)