亀さん 活き活きノート

健康は①食事②睡眠③運動④趣味⑤その他を大切に!!

明日のために、今を生きる

今回のテーマは、地球上に生きる、おおくの生き物の「生きざま」です

 

地球上には鳥や犬、猫など、身近な生き物がたくさんいます

また、ゴキブリやトンボ、ハチなどの昆虫も一緒に生きています

 

その生き物たちは、どのように生まれ、どのような死をむかえるのか

それぞれの生き物たちが、どのような生涯をすごすのか

 

「生き物の死にざま」(稲垣栄洋:著、草思社文庫)の本から

今回はツキノワグマコウテイペンギンゴリラお話です

 

ツキノワグマ

 

ツキノワグマは、12月~4月ぐらいまで穴のなかで暮らします

穴のなかで2~3頭の子どもを産み、母グマだけで子育てをします

 

森のなかでのエサが少ないと、里山である畑などに姿をあらわします

秋~冬にかけて、たくさん食べる時期に、子グマと一緒に里山に下ります

 

そのとき、有害駆除として銃殺されることもあります

一年半の子育てがおわると、小グマは母グマからはなれて独りだちします

 

その後も、母グマは出産をくり返します、クマの寿命は野生で20年前後

子グマがお母さんに、あまえられるのは一年半、短いですね(人間は甘えん坊)

コウテイペンギン

 

コウテイペンギンは、内陸の安全な場所で卵を産みます

海岸にはシャチやヒョウアザラシの、危険な肉食獣がいるのです

 

海から安全な内陸までは50㎞~100㎞、移動に約2ヶ月かかります

コウテイペンギンオスが卵をまもり、メスは海へエサを取りに行きます

 

メスが海からもどると、その後、オスは海へエサを取りに行きます

オスは数ヶ月間、絶食状態でヒナをまもります、子育ては寒さがきびしい真冬

 

ヒナが成長する、みじかい夏に、親子で海へもどって行きます

コウテイペンギンのメスもオスも、命がけで子育てをしています(人間もおなじ)

 

 

ゴリラ

 

ゴリラは一夫多妻で、一頭のオスのゴリラがリーダーとして

複数のメスと、その子どもたちからなり、20頭ほどの群れで行動します

 

ゴリラの子どもの成長はゆっくりで、生まれてから3年間も母親が授乳をします

離乳するころになると、父親のオスによる「集団保育」がはじまります

 

子どもたちは、オスのリーダーのもとで、群れのルールなどをまなび

夜は母親のもとに戻って寝ます、このようにして子どもは成長します

 

ゴリラは10~15年で大人になり、やがて群れをはなれます

群れをはなれたオスはリーダーとして、複数のメスと子どもたちの群れをつくり

 

メスのゴリラは、あらたな群れのリーダーの妻となります

オスのゴリラの最期は、メスのゴリラや子どもたちに囲まれて、生涯を終えます

 

メスと子どもたち家族に見守られながら、幸せな最期です

ゴリラのオスは強くて、優しくなければ、家族は守れません(人間とおなじ)

 

明日のために、今を生きる

明日のはだれにもわかりません、動物も人間もおなじです

だから、一生懸命に「今を生きる」のでしょう

 

動物の生きざまをとおして、生きることの大切さすごさをあらためて感じます

明日のために、今を生きることを・・・

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました