グランド・キャニオンにちなんで、「岐阜のグランドキャニオン」
飛騨川をはさんで、遠見山と権現山、春のうららかな日の登山
美濃百名山、遠見山(272m)
国道41号線を飛騨川沿いに北上、川辺町営駐車場に到着
駐車場の前は、金泉酒蔵・平和錦酒造、見学も試飲もできます
遠見山は岩肌がむき出しになった岩山、麓(ふもと)からも見えます
遠見山にはかつて、下麻生城(しもあそうじょう)がありました
戦国時代に築城、しかし、森長可(織田信長の家臣)に攻められ落城
現在は山頂付近に、下麻生城址として残ってはいるが、ほとんど形はない
しかし、城址の池は、長い晴天が続いても水が絶えない不思議な池「城池」
山頂付近の「見晴らし岩」からは、美しい自然と雄大な飛騨川が一望
少し大げさな感じだが、「岐阜のグランドキャニオン」と呼ばれています
遠見山登山
イノシシの豚熱(CSF)感染拡大防止のため、消毒液で靴の底を消毒して入山
登山道の入口を示すトンネル、登山道は木の根っこが多く、急登が続く
登山道は整備されていて、「メッセージの立て札」が所々にあります
山頂近くの「見晴らし岩」へ、見下ろすと、濃い緑色の飛騨川の流れ
国道41号線、点在する家々、これが絶景の「岐阜のグランドキャニオン」
そして、遠見山の山頂272m、美濃百名山、秋葉神社、遠見岩、城池
「城池」では、春にモリアオガエルが産卵、鳴き声はコロロ、ククク
南天の滝
遠見山の山頂から下って行くと、勢いよく流れる水しぶき、南天の滝
南天の滝は、落差およそ20メートル、水が滝つぼへ、迫力満点!
かつて、滝の周辺に南天の木が多く自生していたので、「南天の滝」
また、ヤマトタケルの父親とされる、景行天皇の沐浴(もくよく)伝説
飛騨川橋を渡る
林道を通って下山、駐車場に戻り、ひと休み、桜の花はまもなく満開
遠見山を登っている途中、久しぶりに「ヘビ」と遭遇、少しビックリ!
まだ若い感じのヘビで、襲ってくることはありませんでした
では、飛騨川を渡って、むこう側の山「権現山」へむかいます
飛騨川に架かる、飛騨川橋のそばには、「下麻生綱場」の史跡があり
飛騨山中で伐採された木材は、綱場で筏(いかだ)に組まれ名古屋方面へ
※綱場とは、川をせき止めて、流送された材木を集める場所
飛騨川橋を渡って、「権現山」登山道の入口へ、「熊の目撃情報」案内板
いきなり、400段以上ある石段が、目の前に立ちはだかります
クマ除け鈴も付けて、ツクバネ?群生地、夫婦岩 等々
標高396.8m「権現山」登山の様子は、次回に・・・
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました