残暑も厳しい、熱かった「大相撲秋場所」

今回のテーマは、二場所連続、新大関の誕生「大相撲秋場所」です

大関が３人、関脇が３人の豪華番付、令和５年大相撲秋場所

しかし、横綱照ノ富士、伯桜鵬、若隆景が、初日から休場でした

先場所優勝した新大関豊昇龍の連覇、カド番大関の復活

関脇３人の大関争いなど、話題満載の秋場所１５日間のお話です

＜両国国技館＞

期待と話題満載の番付

新大関豊昇龍の番付は西大関で、横綱１人と大関３人になりました

新関脇の琴ノ若が加わり、大栄翔と若元春の関脇も３人

横綱照ノ富士は腰痛等のため休場、万全な体調で九州場所に期待します

先場所活躍した伯桜鵬は、残念ですが、ケガの術後のため休場

しかし、若手の豪ノ山、湘南の海、北青鵬などの活躍も楽しみです

先場所ケガをしながら勝ち越した、前頭２枚目の朝乃山にも期待

序盤戦（初日～５日目）

新大関豊昇龍は緊張のせいか、思うように体が動かず２勝３敗

序盤で全勝はなく、１敗は大関貴景勝と平幕７人だけ

朝乃山は関脇２人に勝ったけど、大関2人に負けて、２勝３敗

前頭８枚目平戸海（長崎県出身）序盤は、１勝４敗と苦戦

中盤戦（６日目～１０日目）

大関陣の調子がイマイチ、１敗同士の高安との対戦を制して

前頭１５枚目、再入幕の熱海富士が、９勝１敗と単独トップ

２敗は前頭７枚目高安、３敗は大関貴景勝はじめ、４人の平幕が続く

熱海富士は横綱照ノ富士の弟弟子で、兄弟子たちとの稽古も十分

終盤戦は、小結はじめ役力士との対戦が、多くなるでしょう

朝乃山は５勝５敗、終盤戦に向けて、２桁の勝ち星をめざします

終盤戦（１１日目～千秋楽）

熱海富士は、小結翔猿、関脇大栄翔、大関貴景勝と、役力士との対戦が

１１日目から続き、千秋楽は朝乃山との対戦でした

優勝争いは混戦状態で、千秋楽に大関同士の対戦が組まれず

平幕の高安と北青鵬は１１勝４敗で、大関との対戦になりました

優勝決定戦は、大関貴景勝と前頭１５枚目熱海富士の対決でしたが

「はたき込み」で大関貴景勝の勝ち、熱海富士は敢闘賞を受賞

九州場所に向けて

横綱不在の場所で、大関陣への期待が大きかった場所ですが

残念ながら、大関霧島は９勝６敗、新大関豊昇龍は８勝７敗の成績

優勝した大関貴景勝も、苦戦しながらの１１勝４敗でした

一方、２１歳の熱海富士と北青鵬などの活躍で、場所が盛りあがりました

優勝を逃した熱海富士ですが、来場所での活躍も楽しみです

横綱照ノ富士と熱海富士の、同部屋力士優勝決定戦が観られるかも

朝乃山の来場所での三役復帰は、難しい状況にありますが

まだまだ、頂点をめざして頑張ってほしいです

平戸海（長崎県出身）は６勝９敗でしたが、ご当地九州場所に大いに期待

九州場所は福岡国際センターで開催、初日が１１月１２日（日）

＜福岡国際センター＞

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました