今回のテーマは、人生を考えるための高校での「人生プラン教育」です
高校生は卒業後就職したり、大学・専門学校等に進学したりします
卒業後の進路は違っても、数年後にはほとんどの生徒が仕事に就きます
将来の目標や希望をもって、進学すると学生生活も変わり
高校卒業後、就職するにしても、仕事に対する姿勢も違うとおもいます
若者が夢と希望をもって、生きるための「人生を考える」のお話です
新聞の就活相談室
過日、毎週月曜日に掲載される「読売新聞の就活ON!」相談室の欄に
大学3年生 (‘ω’):『就職する気はあるのですが、やりたい仕事を考えたこともなく
働く実感が湧きません。何から始めればよいでしょうか。』に、対して
アドバイザー ( ^^):『何ごとも、インプットが少ないとアウトプットするには
難しいでしょう。・・(中略)・・働くことに関する情報をインプットすることから
始めてみませんか。・・(中略)・・仕事に対する考え方は、初めから完成された
キャリア観や志望動機でなくても大丈夫。・・(中略)・・あなたの方向性は徐々に
明確になっていくでしょう。』でした
目標があると行動が変わる
大学3年生だから、恐らく21歳くらいとおもいますが
高校生の時は進学することだけで、仕事について考えたことが無いのかな?
仕事やその他のことについて、何らかの目標をもって、大学生活を過ごしていたら
大学で何を学び、どんな経験をして、どんな資格を取得する、等々・・・
将来の自分のために役立つ何かを、考えたのではないでしょうか
高校生の進路
大学へ進学する生徒が過半数を超え、専門学校等への進学を含めると8割強
多くの生徒が、進学する時代になりました
工業高校や商業高校では、就職する生徒が多いので
授業の中で、職業や仕事について、職業観などの教育があるとおもいます
進学する生徒が多い「普通科」の学校では、進学する生徒が多い故に
進学に重心が置かれた、指導・教育になるのでしょうか
人生を左右する就職や仕事
就職や仕事はその人の人生を、大きく左右します
ひとつの会社で頑張る人、転職してキャリアップする人など
入社した会社や就いた職業などで、その人を取り巻く環境は大きく変わり
その人の人生に大きく影響します
【亀さんのひとり言】<高校生の就職>スケジュール
状況によって変更される時もあるが、例年は(今年度も)下記の通り
高校生の応募は原則「一人一社制」(都道府県によって多少異なる)
1.7月1日から高卒求人の公開スタート
・学校やハローワーク、インターネットで閲覧可能
・生徒は夏休みに「応募前職場見学」などを行う
2.9月5日から応募書類受付スタート
・会社等は応募する生徒の書類を受付ける
3.9月16日から採用試験スタート
・原則1週間くらいで採否結果(応募先の事情で多少異なる)
・その後、二次面接等が実施される場合もある
※一般的に10月上旬には、多くの生徒は合否の結果がわかります
「未来への宝物」頑張れ若者!
夏休みが終わり、高校3年生のみなさんは今頃
会社等の採用試験の準備や大学等への入学試験の準備で
一生懸命に頑張っている、とおもいます
高校1年生から「職業や仕事についてのキャリア教育」を行うことで
卒業後の就職や進学を考えるとき、将来の職業や仕事を通して
自分の人生を考える、のではないでしょうか
冒頭の大学3年生も、今からでも遅くないとおもいます
アドバイスを参考に、焦って結果だけを求めず
これからの自分の人生や生き方を、しっかりと考えるといいですね
若者は「日本の宝」「未来への宝物」大切に育てたいですね
『若者はいつの時代も金の卵
孵化(ふか)を見守り社会が育てる』(亀太郎)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました