亀さん 活き活きノート

健康は①食事②睡眠③運動④趣味⑤その他を大切に!!

初秋の「鳩吹山」

今回は、残暑がまだまだ厳しい「初秋の登山」がテーマです

 

鳩吹山の麓は飛騨木曽川国定公園に指定されています

公園のそばには、長野県から流れる一級河川木曽川があります

 

 

また、公園の中には、大正時代末期まで氷を作っていた

「氷場(こおりば)」の跡があります

 

鳩吹山は313.5mと低山ですが、登山者にも人気の山です

初秋の鳩吹山周辺の、散策と登山をしたお話です

 



 

飛騨木曽川国定公園」の散策

公園を利用する人専用の駐車場に到着、平日なので駐車場は空いています

休日は、公園利用者以外の人が駐車するので、いっぱいです

 

 

駐車場横の小さな橋を渡り、まずは鳩吹山の麓を散策

 

 

カタクリの群生地、3月下旬にはうす紫色のカタクリの花が

一面に咲き、カタクリまつり」が開催されます

 

 

飛騨木曽川国定公園の奥の方へ進むと

大正時代の終わり頃まで、氷を作っていた「氷場」の跡

 

段々畑のようになっており、真冬に水を張って氷を作り

それを切り出して、木曽川から名古屋方面などに

運んでいたそうで、100年ほど前の話です

 

 

この近くには日本ラインの乗船場がありましたが

今は日本ライン下り」は休止されています

 

 

 

登山道「カタクリコース」

今回の登山コースはカタクリ口の登山道」から入ります

 

 

急登が続き、危険個所もあり、登山事故も多発(看板があります)

していますので、慎重に登ります

 

 

カタクリコース」の登山道入り口は

小さな石がゴロゴロしており、滑りやすいので要注意

 

 

木の根っこで、段差が大きいところもあるので、注意しながら登ります

登山道が狭くなっているところもあるので、注意の上にも注意

 

 

カタクリ-20」の標識

この標識は、道に迷った時などの目印にもなります

 

 

小天神休憩舎に到着

これからは、急登が長く続くので、慎重に気を付けて

急勾配の岩壁が多く、大きな岩を這うように登る

カタクリ-40」の標識を通過

 

 

蝉や小鳥の声を、聴きながら、林の中を登ること、25分くらいで

カタクリ-60」の標識、小天神休憩舎に到着

 

 



 

まだまだ続く岩場の急登

ここからは麓の町や工場などが見渡せ、木曽川の穏やかな眺めがいい

15分ほど休憩をして出発、登山道が、やや緩やかな道を歩く

 

 

「大脇コース」と合流地点、「大脇-80」の標識

ここからは、また岩場の急登で足場が悪い

這うように登る場所もあります

 

 

 

「大脇-100」の標識、周りの枝や草などを握りながら、ヨイショ

あともう少し、山頂を目指します

 



313.5m山頂に到着

頂上少し手前に、大天神休憩舎

 

 

ヤッター 山頂(313.5m)「到着(トウチャコ)」

所要時間約55分、ゆっくり登りました

 

 

ここからの眺望は、とてもいいです

眼下に住宅や工場、学校、スーパーなどの街並みが

奥の方には、近隣の山々が望めます

 

 

天気がいいと御嶽山も見えますし中央アルプス南アルプスの山々を

見渡すこともできます

また、木曽川が曲がりくねって、ゆっくりと流れています

 



 

山頂は秋の気配

山頂は、少し秋の気配がします「もうすぐお彼岸」

 

 

ツクツクボ~シミ~ンミ~ンゼミの大合唱

小鳥のさえずり、赤とんぼも飛んでいます

秋の空気とおにぎりを、頬張りながらの眺めは最高

 

 

空と雲の、コントラストも最高です

雲も秋の気配、あっ飛行機雲

 

 

 

頂上から尾根伝いに、両見山(339.9m)に行けます

こちらの縦走コースは、結構スリリングな山道ですが

林の中に山頂があるので、眺望はあまりよくないです

 

今回は、両見山(西山)には行きません

このまま登って来た道を、下山して帰ります

 

 

登るのは体力を使いますが、下山は登り以上に注意が必要です

登山事故は、下山の方が多いようです

 

 

 

【亀さんのひとり言】登山の簡単なマナー、ルール

1.ゴミは必ず持ち帰りましょう

2.知らない人にも挨拶をしましょう

3.すれ違う時は登る人に道を譲りましょう

4.植物などの採取はしないようにしましょう

5.登山道から外れないように注意しましょう

まずは、簡単なことから始めましょう

 

 

下山も慎重に

急勾配の岩壁や、木の根っこの階段を、

一歩一歩注意しながら、慎重に下ります

 

 

下山は足や膝、太ももに応えます

気を抜くと、足が滑ったり、つまずいたり

浮石にも、注意が必要です・・・

 

 

川のせせらぎが、聞こえてきました

無事登山口まで、たどり着きました

 

 

土田御前と「出世の碑」

駐車場に戻る前に、少し寄り道を

「出世の碑」があります?

 

この地は、織田信長の実母「土田(どた)御前」の生誕の地

土田御前が、幼い信長を膝に乗せている像があります

これが「出世の碑」です

 

 

近くには、湯の華市場湯の華食堂などがあります

また、最近オープンした、アスレチック場や

テントキャンプ場などもあります

いろいろと、楽しめそうですよ・・・

 


先ほど登った「鳩吹山」を見上げながら

駐車場に戻り、「湯の華温泉」へまっしぐら

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました