今回のテーマーは、3年ぶりの「御在所岳」登山です
テレビで「御在所岳」からの、中継を見ていて
「そーだ」明日は、「御在所岳」に行こうと思い立つ
家を出るときは、曇っていたが、きっと晴れるだろうと出発
久しぶりの「御在所岳」、少しワクワクして電車に乗ります
期待に反して、バスから降りると途端に雨が・・・
今回は、「中登山道コース」を登りましたが
リタイアするか迷いながら、登山を強行したお話です
御在所岳登山
毎年、初夏の5月と11月の紅葉の頃
1シーズンに2回ほど、登っていました
登山コースがいくつもあるので、いろいろと楽しめます
今回の「中登山道コース」は、登山口から山頂まで、高低差約600m
距離にして約2.4kmで、3時間前後の登山コースです
中登山道コースは途中、「キレット」もあり
「あばれ岩」といわれる、奇岩なども多くあります
小雨の中の出発
早朝に家を出る時は、曇っていましたが、雨が降る様子はなく
晴れることを期待して、行くことに決めました
電車を2回乗り換え、2時間ほどをかけて「近鉄湯の山温泉」駅に到着
ここから、三交バスで御在所ロープウェイまで向かいます
なんと、バスが到着すると同時に、雨が降り出しました
小雨の状態だったので、出発することにしました
登山口へ向かう
温泉街のホテルや旅館がある、舗装された登り坂道を歩きます
軒先で雨宿りをする人、傘を差して歩いている人もいます
依然、雨は強くなったり、弱くなったりします
登山を断念して帰るか、迷いながら歩く・・・
「表登山道コース」との分かれ道を通過
空を見上げながら、歩くこと30分ほど
中登山道コース
「中登山道コース」の登山口に到着、登山届をポストイン
小雨だったので登ることにしましたが、強くなったら引き返すつもりでした
このコースは、ロープウェイの下を登るので
ロープウェイの真下を、見上げるところもあります
大きな石や岩が、ゴロゴロと続く登山道です
また、砂岩は崩れやすく、滑りやすいので注意
岩壁が目の前に迫り、濡れているので滑りやすい
岩と岩の隙間を、通るところもあります
途中で、下山してくる人と、すれ違ったので
山頂の様子を聞くと、引き返している、とのこと
空を見上げながら、引き返すタイミングを見計らう
3合目(710m)うら道⇔中道分岐点
林の隙間から、ロープウェイが見える
3合目(710m)、裏登山道との分岐点を通過
山頂まであと90分くらい、ここまで来たら
山頂をめざして、登る覚悟ができた!
林を抜けて空が見える、ロープウェイを見上げる
またすぐに林の中に入り、岩の間を歩き始める
大きな岩の間を、擦りぬけるように通ります
4合目(792m)負レ岩
やっと4合目(792m)に到着、ここが「負レ岩(あばれ岩)」
大きな岩がふたつ、もたれ合っている形、岩の隙間からの風が涼しい
他にも支え合っている岩がゴロゴロ、まだまだ岩の道が続きます
5合目(842m)展望所
ここからは、ロープウェイがよく見える
しかし、山頂あたりは、ガスがかかって見えません
砂地の尾根のところを通過、絶壁でここから落ちたら、死ぬ!
そこを抜けると、木の根っこの上り坂
御在所岳は標高1212mで、「日本二百名山」に選定されている山です
山脈や連峰の中で主峰となる山には、その名の下に“山”を
付けるそうです、だから正式には「御在所山」です
昔からの呼称として「御在所岳」と呼んでいます
6合目(900m)キレット
人が乗っていない、ロープウェイが見えます
この場所は、このコース一番の難所「キレット(鋭く切れ込んだ所)」
上から下を覗くと怖いです、下から登ってくる人がいるので待ちます
滑落事故が、多発する場所です
岩壁を垂直に下りる感じ、鎖をしっかり握って
足場に注意しながら、慎重に下ります
無事、難所をクリア
まだまだ、岩がゴロゴロ、木の階段、ロープを使って登ります
7合目(990m)かもしか広場
これからは、岩と岩の間を通りますので
ロープや鎖をしっかり握って抜けます
雨で濡れて、滑りやすいので、注意して通ります
8合目(1111m)岩峰
山頂近くは岩が多く、岩を這うように登ります
岩が濡れているので滑って、岩と悪戦苦闘
山頂少し手前で、舗装された道に出ますが
山頂までは、まだ少しあります
富士見岩展望台と山頂
富士見岩だから、天気がいいと「富士山」が見えるのかな
でも、ガスで周りは真っ白、約3時間の登山コースでした
周りがあまり見えない霧の中、おにぎりタイム
少し散策をして、下山の準備
ロープウェイで下山
帰りは、ロープウェイで麓まで、約15分の旅
登ってきた登山道が、小さく見えます
大きな岩壁も、目の前に迫ります
麓の駅は、晴れていて、日が差していました
やはり山の天気は、変わりやすいです
復路も電車を2回乗り換えて、家路に向かいます
登山は天気が良い日に
無理に、行かなくてもよかった、登山でした
「思い立ったが吉日」、とおもって行きましたが
雨に降られただけで、特に何もいいことは、ありませんでした
でも、無事に帰って来られたことは、良かったです
途中で、すれ違った人は、10人ほどでした
やはり人気の山でも、雨の日は少ないです
気温は、麓と山頂では5~10℃ほど違います
油断することなく、登山装備はしていかないと危険です
改めて、雨の中の登山でおもいました
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました