今回のテーマは、NHKで放送されている番組「ブラタモリ」です
番組「ブラタモリ」を制作した、NHKプロデューサーの講演会に参加
「天下分け目の戦いと、関ケ原の地形の関係とは!?」
時代の分岐点とも言える歴史と、地形にまつわるお話です
大学の公開講座
知識や情報を収集し、発想を豊かにする、学びの場に参加
世の中の流れを感じ、世間の空気を感じる、アンテナが錆びないように
特に、未知の分野には積極的に、興味・関心がある分野の歴史や宇宙
動植物や山・海などの自然、生命の謎などは、ワクワクします
このキャンパスは7年前にできたので、まだ新しくきれいな建物です
開演30分前でも、老若男女たくさんの方でいっぱいでした
NHKプロデューサー亀山暁さん
2020年(令和2年)より、「ブラタモリ」番組チーフプロデューサー
これまで、NHKの人気番組「日本人のおなまえ」などを担当されています
また、NHK大学セミナーin香川大学では、ブラタモリを題材にした
「地域の魅力を発信する」というテーマで、講義も行われました
人と地形の不思議な関係「関ケ原の戦い」編
講師は、NHK「ブラタモリ」の番組プロデューサー亀山暁さん
テーマは、『人は地形に片思い? ~ブラタモリ制作現場から~ 』
今年6月に放送された、ブラタモリ「関ケ原の戦い」についての講演
天下分け目の関ケ原の戦いに、地形がどのように影響したのか
天下分け目の「関ケ原の戦い」
旅のお題「天下の分け目は地形にあり!?」を探る
疑心暗鬼の武将たち、地形を制する者は天下を制す!?
関ケ原の戦いが行われた場所は、地形的に北西が高く、南東が低い
序盤は西軍(高い場所)が、小さな橋や古代の土塁などの防壁を
たくみに利用して、優勢に戦いを進めて、東軍を撃破!
しかし、東軍の逆転劇、奇襲を可能にした関ケ原断層の「横ずれ」とは?
東軍(低い場所)の逆転劇は、関ケ原断層のずれを利用した裏道にあり!
<関ケ原戦いの戦場>
裏道を通った鉄砲隊の、奇襲攻撃を受けたのではないか?
そして、大勢の軍を率いる徳川軍を高台で見ていた、小早川軍は勝てない
と思って、東軍に寝返ったのではないか?(確かな史料ない)
高台という地形が、小早川軍の判断に影響したのではないか?・・・
この裏道を見つけたのは、現地を歩いて取材したディレクターとのこと
地形・地質は、人の判断に影響を及ぼしていると思われる
関ケ原の戦いは、小早川軍らの寝返りで、決着してしまった
西軍武将たちの切ない最期に、タモリさん思わず・・・
想い通りにならない片思い
前半1時間は、亀山さんのブラタモリ制作に関するお話でした
「関ケ原の戦い」の番組は、亀山さんが直接担当されたそうです
亀山さんは話がとても上手で、ユーモアを入れながら話されます
テレビの視聴者としては、大変興味深い話がたくさんありました
今回の「関ケ原の戦い」の放送は、見ていませんので
再放送されたら、ぜひ観ようとおもっています
我々の生活にも、地形が関わっていることを、改めて感じました
繫栄している街、衰退している街にも、地形が影響しているのでは?
人は地形に想いをはせるけど、自然は思うようにならない
人は自然と格闘しながら生きているが、想い通りにならない片思い
次回は、後半1時間ほどの対談トークショー、と
7月に放送されたブラタモリ「木曽三川」、人は大河に片思い?・・・
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました