今回のテーマは、大相撲秋巡業「多治見場所」です
9月に大相撲秋場所が終わって、現在秋巡業中の大相撲です
土俵上では厳しい顔の力士たち、笑顔がたくさんありました
長崎県出身の平戸海も、元気な姿を見せてくれました
日頃、テレビで見ている力士たちを、間近で見たお話です
大相撲の巡業
大相撲本場所(年6回)の合間を利用して、全国各地をまわって
相撲の迫力を伝え、地方のファンとの、ふれあいのイベントです
<座席の座布団>
大相撲の巡業は、江戸時代から行われており、当時は勧進相撲と呼ばれ
巡業主催者(団体・企業等)のことを勧進元(かんじんもと)と言います
<会場入り口の屋台>
令和5年の巡業スケジュール
巡業には、春巡業、夏巡業、秋巡業、冬巡業があります
夏巡業は愛知県豊田市からはじまり18回、秋巡業は東京都大田区から
はじまり22回、冬巡業は熊本県八代市からはじまり14回あります
「多治見場所」は秋巡業中で、その後、関西、四国、山陰、山陽方面を
まわって10月29日に終わり、11月12日九州場所初日を迎えます
お相撲さんは、とてもハードなスケジュールで、頑張っています
令和5年巡業スケジュール - 日本相撲協会公式サイト (sumo.or.jp)
秋巡業の休場力士
日本相撲協会は10月2日に、秋巡業を休場する幕内力士を公表しました
そのほか、阿炎、阿武咲、高安、伯桜鵬、宝富士、錦富士の6人が休場
でも、横綱照ノ富士は13日の西尾場所(愛知県西尾市)から参加
多治見場所では、横綱照ノ富士の土俵入りを、見ることができました
横綱照ノ富士の「不知火(しらぬい)型」の土俵入りは、力強く格好いい!
大相撲秋巡業「多治見場所」
岐阜県東濃地域での大相撲巡業は、2018年(平成30年)に
中津川市で行なわれて以来、5年ぶりの開催となりました
令和五年秋巡業 大相撲多治見場所|2023年10月17日開催@岐阜県多治見市「感謝と挑戦のTYK体育館(多治見市総合体育館)」 (hamadai.com)
午前9時、開場にあわせて朝太鼓が鳴り、まずは幕下力士の朝稽古
その後、幕内力士の熱気を感じる迫力の稽古、幕内上位力士も登場
次に、幕下力士の取組がはじまり、取組の合間に初切り(しょっきり)
相撲甚句(すもうじんく)、櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)の実演
<相撲甚句の様子>
そして、いよいよ豪華な化粧廻しを締めた、幕内力士の土俵入り
<幕内力士の土俵入り>
その後、横綱照ノ富士の土俵入り、太刀持ち翠富士、露払い熱海富士
幕内力士の取組
幕内力士の取組は、これより三役まで、20番が組まれました
大きな体同士の激しいぶつかり合い、とても迫力があります
人気力士が登場すると、観客から大きな声で、力士に声援が飛びます
力士同士が笑顔で話す様子など、巡業ならではの姿を見ることも
幕内取組のすべてに、懸賞が付きました(2本~4本)
<力水を受ける遠藤>
九州場所での活躍の予感
会場入り口には、力士の名前の幟(のぼり)も立っています
力士のまわりには、サインや握手を求める人たちでいっぱいです
笑顔で記念写真を撮っている人も、あちらこちらで
力士のみなさんも笑顔で対応、これが人気のバロメーターですね
平戸海や、遠藤、朝乃山、若元春、豊昇龍、貴景勝、などが間近に
九州場所での活躍が、期待できそうな予感・・・
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました