亀さん 活き活きノート

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30年の時を越えて今!世界に平和は来るのか?映画「沈黙の艦隊」

今回のテーマは、日本初の原子力潜水艦映画「沈黙の艦隊です

 

30年以上前の漫画、実写化は難しいとまでいわれた作品を映画化

「国家とは、独立国とは何か」そして「核抑止力とは何か」がテーマ

 

映像技術を駆使した迫力ある潜水艦の映像、危機迫る物語の展開

臨場感あふれる海中バトル、ハラハラ、ドキドキのお話です

 

 

原子力潜水艦

原子力潜水艦は駆動力として、原子炉を搭載している潜水艦です

原子力潜水艦は、潜航スピードが速く、長期間の連続潜行ができます

 

原子力潜水艦保有国はアメリカをはじめ、中国、ロシア、イギリス

フランス、インドなどですが、日本は原子力潜水艦保有していません

 

映画の中では、極秘裏に日本とアメリカが共同で建造した

日本初、高性能原子力潜水艦「シーバット」が登場します

 

 

漫画「沈黙の艦隊

漫画家かわぐちかいじさんが、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に

1988年(昭和63年)~96年に連載した、同タイトルの作品

 

この作品は、平成2年(1990年)に、第14回講談社漫画賞を受賞

漫画の連載は、約8年間で全32巻、長期間にわたって連載されました

 

連載当初から、防衛省自衛隊などの関係者にも、話題になっており

「モーニング」発売の木曜日、朝早くから売り切れが相次いだそうです

 

 

映画「沈黙の艦隊

沈黙の艦隊」は、30年以上前の作品を、各方面からの協力を得て

大沢たかおさんが、原作をもとに、プロデュースして映画化

 

日本初の原子力潜水艦に、核ミサイルを搭載して、反乱逃亡!

潜水艦の艦長は、日本初の原子力潜水艦を奪い逃亡、核ミサイルの

 

脅威を武器に世界と向き合い、独立国家「やまと」を全世界に宣言

アメリカと海上自衛隊による、核テロリスト「やまと」の追跡劇がはじまる

 

日米両政府、海上自衛隊、米軍までをも、運命の大波に巻き込んでの戦い

これは「大義か、反逆か」、独立国「やまと」の目的とは?・・・

 

映画『沈黙の艦隊』公式サイト|2023年9月29日(金)全国劇場公開! (silent-service.jp)

 

 

迫力ある映像技術

撮影は重厚感のある潜水艦のセットで、昨年の夏頃からはじまり

日本映画で初めて、防衛省海上自衛隊の協力を得て撮影されました

 

また、実際の潜水艦のリアルな艦体と、VFX(視覚効果)技術との

融合により、臨場感と迫力の海中エンターテインメントの映像

 

モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」を、響かせながら

原子力潜水艦「シーバット」が、海中を潜行するシーンの映像は迫力満点

 

タイトルの英訳には、「潜水艦戦力」を意味する「The Silent Service」と表記

原作では存在しなかった、女性の自衛官も映画に登場します

 

 

豪華キャスト

艦長役を大沢たかおさん、追跡する海上自衛隊艦長役に玉木宏さん

原作では男性の海上自衛隊副艦長を、女性の水川あさみさん

 

内閣官房長官役の江口洋介さん、上戸彩さん、中村倫也さん

ユースケ・サンタマリアさん、中村蒼さんなどが、出演されています

 

上戸彩さんが演じるニュースキャスターも、原作には出てきません

『芯がある女性なので、訴えかける心の強さを意識して演じました』

 

この映画に、女性キャラクターを登場させた理由については

『いまは潜水艦に女性も乗られていて、いまの時代に合わせました』

 

世界が平和であるために

物語の平和への構想は、国から軍事力を切り離し、軍事力を超国家組織に

集約させて、平和な世界を作ろうとしたのです

 

世界から戦争がなくならない現代に、この映画が問いかけるものは・・・

民族紛争、宗教紛争、経済紛争など、地球上で人間が起こしている戦争は

 

人間の手で、人間の叡智(えいち)で、人が解決しなければなりません

地球上の人類みんなが、平和で、安心して暮らせる日は来るのでしょうか

 

 

熱いエネルギーの映画化

どうして30年以上前の作品を、映画化したのだろうとおもいますが

実写化はできないだろうといわれていた、難しい作品の映画化です

大沢さんは『今やるべき企画だと信じています・・・』と言います

 

30年以上前に、現代を予見したような映画ですが、原作の時代背景を

現代に合わせた内容が、一層の現実感を出しているようにおもいます

 

『まるで夢を見ているよう、ワクワクしています、混迷の世界を

切り開こうと頑張っている人たちの物語を、世界の人に見てもらい

熱いエネルギーを感じてほしい』と、原作者かわぐちさんのコメント

 

大沢さんからは、続編を期待して待っていてください、とのこと

その頃には、戦争が終わっていることを、心から願っています・・・

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました